お薬を求めて ④
2017.08.22
フラジールというお薬は処方箋のため
日本ではお医者さんに行かないともらえません。なので、海外からの輸入、ネットで注文しました。しかしその薬が到着するのは10日以上かかるとのことで
きっと弟の命の方がもたないと思い
それ以外に入手できる方法を探しました。
トリコモナスは鳥だけでなく、人間、猫も犬もある菌で、鳥から人間や動物にうつりません。
なので、フラジールという薬は人間用の薬を使います。
まだトリコモナスという病気がわからなかった時に
小太郎かかりつけの獣医さんに電話で保護した鳩を見てもらえるか聞いたところ
「鳥さんのお薬がないので診察できません」
と、断られた。
トリコモナスと言う病気がわかり、犬や猫にもあるので、その薬を処方してほしいともう一度 頼むと、
野鳥は診察できないと言葉を選んで丁寧に
今度は 本当の理由を言われました。
きっと獣医さんも言いにくかったのだと思います。
その薬があれば救える命なので薬だけでももらえませんかと聞くと、
もう一度先生に聞いてきます、、と。
しかし、暫くして 返ってきた応えは NOでした。
鳩は人間の手で保護することも 捕獲することも、
また、自分の家のベランダで巣を作られた卵や雛を撤去することも法律で禁止されています。
だけど
この子たちは人間によって撤去されて捨てられた命なので人間によって保護される権利はあるんじゃないかなと私は思います。
以前は 野鳥を保護したら
野鳥保護センターに連絡すると、 引き取ってもらえたのに、
今は 鳩、雀 カラスは対象外になりました。
どこにも 救ってもらえない命。
小太郎を保護したときは、よかったね〜て、獣医さんも喜んでくれてたのに。
もう、あきらめるしかないのかなと 途方に暮れていたときに
救世主が現れました。
ネットでは名前を伏せたいと思います。
もし、同じようなことで お困りのかたがいらっしゃったら
直接メールしていただければお教えします。
某所に
ダメもと で電話したらすぐに送ってくださいました。