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1ヶ月間を終え⑦

弟が、巣立った。
もう、無理かな、、と、思っていた矢先、

嬉しかったのと同時にさみしかった。

でも、やり遂げた安堵の気持ちが一番大きかった。

病気に侵される前は、どこに放鳥するか 鳩の多い神社や、お寺も考えていたけど、

通常の放鳥時期がずれてしまい、弟の病気の回復を見ながら 放してあげたかったのもあり、

けっきょく、
私たちのマンションの前の会社の倉庫は鳩たちの溜まり場で、
マンションとその会社を行き来する 鳩が多いこと。
雛を拾ったのも、横にある堤防のその付近だったので、親に会えるかも、という希望。
堤防の近くで、エサが多く 川の水飲み場もある、、

あと、外敵(カラス)が少ない

ということから、 マンションから 二羽を巣立たせることにしたが、(それも、自らの意思で)
周りの人から また鳩がベランダに戻ってくるよ、、と言われたが、

兄も弟も

一度もベランダに戻ってこない。

むしろ戻ってきて、顔を見せて欲しい位なのに。

ベランダ好きの小太郎が

頻繁にベランダを出入りするからかなぁ、、


向かいのビルに二羽、鳩がいたら 兄貴、弟かな、、て

望遠鏡で鳩を眺めるのが、日課になり、

周りから見たら ちょっとした変態です。(向かいがマンションでなくて良かった)


今日で 弟が出ていき、4日目。
正直まだ、鳩ロスです。
鳩部屋だった私の部屋も

徹底消毒、掃除で鳩が来る前よりきれいになり

また、小太郎が入っても 怒られない日常に戻りました。


こーちゃんにも 迷惑かけたね。

ごめんね。ありがとね。
そして、輸入注文したブラジールのお薬は

弟が完治した頃に届きました(笑)

それを待っていたら絶対に救えてなかったなぁ。


今回、鳩を保護して、

当初は二週間くらいで放鳥できるかなと考えていたのですが、病気もあり、一ヵ月間 鳩のお世話をしました。
大変といえば大変だったけど、
さみしさ、悲しみ、喜び、感動、いろんな感情がひっきりなしに起こる、濃い濃い夏の一ヶ月でした。

あと、自分の今までの生活が 鳩目線に変わり、鳩、野鳥を取り巻くいろんなことを勉強させられ、
道端の鳩にも やさしい、愛しい気持ちに変わりました。

鳩は人間が飼うと20年くらい生きられるそうです。

でも自然界にいる鳩は餓死、交通事故、病気で2年ぐらいが平均的な寿命らしいです。
だけど、どんな長い寿命よりも たとえ短い命だったとしても自分の羽で大空を飛んでほしい、、これが願いだったので、
それは 叶ったと信じています。

そして、そして
二羽を 巣立たせることが出来たのも
ネットのブログなどで
私たちのように鳩を保護し記録してくださった方々がたくさんいたからです。

これは本当に助かりました。
そうでなければ病気のことも含め、
どうしていいかわからなかったと思います。

鳩に関するブログや記事は
見尽くしたくらい目を通し調べました。
直接はお礼を述べられてはいませんがそういった記事をあげてくださった方々には本当に感謝です。

ありがとうございます。

だから、私も次の人の役に立てばと思い
こうして記録させていただきました。

最後まで 読んでくださって

ありがとうございました。

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